源さんの馬券日記
保存してあった日記をそのまま読めるようにしました。

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年別目録
表紙

馬券日記 1996

96/1/6

金杯から始めた。赤鉛筆で丸を付けすぎて新聞が赤い。馬券は白いまま。


96/1/21

会社でもらった手帳に買い目を書いた。印を付ける前に一度畳んだので、どこを見ていたか分からなくなった。番号を消し、買い物の方だけ残した。そのあと、玄関の小さな棚に駅でもらった紙を脇へ避け、空いた所へ郵便物を日付順に並べた。


96/2/11

新聞の印を全部写してから、自分の丸を二つ足した。足した方は来ない。最初から付いていた印の組み合わせなら当たりだった。


96/2/18

電話の横に置いた小銭を数えた。茶が冷めるまで考え、結局いつものように名前で一頭残した。次に見つけた時も、たぶん捨てない。そのあと、本棚の空いた段に短い鉛筆を鞄へ移し、駅までの用事を一つ思い出した。


96/3/10

駅の売店で新聞を買ったが、通勤鞄へ入れたまま夕方になった。

開いた時には紙の角が折れ、赤鉛筆の芯も折れた。今日は見るだけ。


96/4/13

皐月賞を考えていたら茶が冷めた。結論はまだ出ていない。朝になって増えていなければ、そのまま買います。そのあと、電話台の下に小銭入れを拾い、古い輪ゴムと新しい輪ゴムを取り替えた。


96/4/14

中山へ行くつもりで早く出たが、家の者に頼まれた買い物を思い出して場外へ変更。場所を変えても予想は変わらず、三千円がなくなった。


96/4/15

昨日の皐月賞はイシノサンデー。軸を決める前に相手ばかり考えていた。名前を覚え、買い方だけ忘れたい。そのあと、鞄の内側に輪ゴムで留めた紙を眺めた後、数字を書かずに引き出しを閉めた。


96/4/22

先週の皐月賞はイシノサンデー。新聞の名前だけ赤く残っている。名前を覚え、買い方だけ忘れたい。そのあと、引き出しの手前に薄い買い物袋を残したまま、先に茶碗と洗濯物を片付けた。


96/5/18

明日の高松宮杯は二、三点で済ませたい。紙にはもう四つある。金額は少なく、考える時間だけ長い。そのあと、食卓の新聞の横に空の茶筒を手に取ったものの、表を見ないで元の場所へ戻した。


96/5/20

高松宮杯はフラワーパーク。午前の小さな当たりを、そのまま返した。惜しかったと言うほど近くもない。そのあと、玄関の小さな棚に駅でもらった紙を脇へ避け、空いた所へ郵便物を日付順に並べた。


96/5/26

東京へ行った。人が多くて、端の方で見ていた。枠連を三点。ひとつも来ない。


96/5/28

先週の高松宮杯はフラワーパーク。新聞の名前だけ赤く残っている。金額が少ないので、反省も短くしておく。そのあと、引き出しの手前に薄い買い物袋を残したまま、先に茶碗と洗濯物を片付けた。


96/6/1

東京優駿(日本ダービー)の名前を手帳へ書いた。肝心の相手は空欄のまま。茶碗を片付け、買い目の紙だけ残した。そのあと、玄関の小さな棚に駅でもらった紙を脇へ避け、空いた所へ郵便物を日付順に並べた。


96/6/3

昨日の東京優駿(日本ダービー)はフサイチコンコルド。締切に間に合わず、外れ馬券を一枚減らした。次も同じことをしそうなので、この一行だけ残す。そのあと、押入れの紙箱に日付だけのメモを一度畳み直し、次に開く向きだけ揃えておいた。


96/6/8

明日は安田記念。新聞を閉じても、消した印の方が気になる。紙を伏せ、今日はここまで。そのあと、湯のみの向こうに赤い削りかすをしまい、代わりに明日の買い物だけ書いておいた。


96/6/9

駅前で走っている人を見た。自分には真似できない。走るのは嫌いで、運動はだいたい苦手だと思っている。見るだけなら競馬の方がよい。


96/6/10

安田記念を勝ったトロットサンダーには丸を付けていた。相手を買っていない。当たった所だけ思い出すよりは、これでよい。そのあと、机の右端に折った封筒を置き、夕方の用事が済むまで触らなかった。


96/6/12

先週の東京優駿(日本ダービー)はフサイチコンコルド。新聞の名前だけ赤く残っている。買い目の紙は封筒へ入れず、そのまま捨てた。そのあと、電話台の下に小銭入れを拾い、古い輪ゴムと新しい輪ゴムを取り替えた。


96/6/30

赤鉛筆を削ったら、短くて持ちにくくなった。午前は見送った。午後も見送ればよかったかもしれない。夕方には別の用事で忘れていた。そのあと、台所の丸椅子に束ねたケーブルを寄せて場所を空け、冷めた茶をゆっくり飲んだ。


96/7/7

夏の競馬は見るだけにすると言った翌週。枠連を四点買った。ひとつ惜しいものがあったが、惜しくても払い戻しはない。


96/7/28

洗濯物を取り込んでから新聞を開いた。金額を減らしたら迷う時間だけ増えた。今日は買わず。紙だけ戻した。そのあと、机の右端に折った封筒を置き、夕方の用事が済むまで触らなかった。


96/8/18

パチンコへ寄らずに帰り、その分だけ封筒へ戻した。小銭だけ用意したが、考えているうちに買う気が少し減った。机の上だけ少し広くなった。そのあと、古いパソコンの脇に去年の手帳を見つけたが、広げずに箱の一番下へ戻した。


96/9/8

麻雀の点数を書いた紙と買い目の紙が混ざった。外れた紙より、買わなかった印の方が長く机に残った。更新は一行。これで十分です。古い手帳にも似た一行があった。書いた時は違う日でも、迷っている所はあまり変わらない。紙が増えるばかりなので、今日は日付だけ写して箱へ戻しました。そのあと、窓際の椅子に読みかけの新聞を裏返し、窓を閉めてから部屋の明かりを点けた。


96/9/29

年末の宝くじを外れ馬券とは別の封筒へ入れた。結果を急いで見る必要はないのに、何度も同じ所を開いた。昔と違うのは金額くらいです。そのあと、玄関の小さな棚に駅でもらった紙を脇へ避け、空いた所へ郵便物を日付順に並べた。


96/10/19

秋華賞の買い目を封筒の裏へ書いた。表の用事より字が大きい。買わずに済むかもしれない。たぶん無理です。そのあと、引き出しの手前に薄い買い物袋を残したまま、先に茶碗と洗濯物を片付けた。


96/10/20

帰りの電車で新聞を開こうとしたが、鞄の底で角が折れていた。そのあと、机の右端に折った封筒を置き、夕方の用事が済むまで触らなかった。


96/10/21

昨日の秋華賞、ファビラスラフインだけは合っていた。馬券は二頭で決まるので外れ。名前を覚え、買い方だけ忘れたい。そのあと、食卓の新聞の横に空の茶筒を手に取ったものの、表を見ないで元の場所へ戻した。


96/10/26

明日の天皇賞(秋)を見るため、机の端だけ片付けた。予想は片付かない。締切前に変えないことだけ決めた。そのあと、窓際の椅子に読みかけの新聞を裏返し、窓を閉めてから部屋の明かりを点けた。


96/10/27

赤鉛筆が短くなったので新しいのを買った。先が太く、新聞が丸だらけになった。馬券も広く買って全部外れ。


96/10/28

天皇賞(秋)をバブルガムフェローが勝った。こちらは考えすぎず、普通に外れた。惜しかったと言うほど近くもない。そのあと、台所の丸椅子に束ねたケーブルを寄せて場所を空け、冷めた茶をゆっくり飲んだ。


96/11/2

菊花賞は見送るつもりだったが、新聞を買ったので怪しくなった。新聞を畳んだが、頭の中ではまだ開いている。そのあと、食卓の新聞の横に空の茶筒を手に取ったものの、表を見ないで元の場所へ戻した。


96/11/4

昨日の菊花賞、ダンスインザダークの所へ線を引いた記憶だけはある。買った記録はない。次も同じことをしそうなので、この一行だけ残す。そのあと、玄関の小さな棚に駅でもらった紙を脇へ避け、空いた所へ郵便物を日付順に並べた。


96/11/9

明日はエリザベス女王杯。帰りの電車で決めた印を、家で全部見直した。予想屋ではないので、このくらいでよい。そのあと、台所の丸椅子に束ねたケーブルを寄せて場所を空け、冷めた茶をゆっくり飲んだ。


96/11/11

エリザベス女王杯はダンスパートナー。新聞に名前はあったが、馬券にはなかった。当たった所だけ思い出すよりは、これでよい。そのあと、湯のみの向こうに赤い削りかすをしまい、代わりに明日の買い物だけ書いておいた。


96/11/16

マイルチャンピオンシップの前日なのに赤鉛筆が見つからない。普通の鉛筆で薄く丸を付けた。迷った一頭は小さく端へ残した。そのあと、玄関の小さな棚に駅でもらった紙を脇へ避け、空いた所へ郵便物を日付順に並べた。


96/11/17

電話で結果を聞いた。番号を聞き違えた気がして二度かけた。二度目も同じ番号で、自分の馬券とは違っていた。


96/11/18

昨日のマイルチャンピオンシップはジェニュイン。軸を決める前に相手ばかり考えていた。名前を覚え、買い方だけ忘れたい。そのあと、押入れの紙箱に日付だけのメモを一度畳み直し、次に開く向きだけ揃えておいた。


96/11/24

駅の売店で新聞と温かい茶を買った。頁へ書くほどではないが、書かないと同じことをまたする。紙を畳み、引き出しへ戻した。そのあと、引き出しの手前に薄い買い物袋を残したまま、先に茶碗と洗濯物を片付けた。


96/12/15

食卓の端へ新聞を置いたら、買い物の紙が下に隠れた。一つ買うつもりが紙には三つあり、全部消してやり直した。最後の一つは買わずに残した。そのあと、台所の丸椅子に束ねたケーブルを寄せて場所を空け、冷めた茶をゆっくり飲んだ。


96/12/21

明日の有馬記念。新聞を食卓の端へ置き、枠連を三つだけ紙に書いた。

三つで済むかは明日にならないと分からない。


96/12/22

今年の最後も外れ。帰ってから頁を直そうとしたが、電話回線が切れたのでやめた。


96/12/23

有馬記念はサクラローレル。こちらは相手を広げたのに、その中へ肝心な所がなかった。

新聞を畳み直して押入れへ入れた。年末の片付けにはなっていない。


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