馬券日記 20042004.1.11 机の端に古いキーボードと赤鉛筆が残っていた。白い封筒は何も書かず、そのまま一緒に撮った。 
| 2004.1.12 | 電子メールの迷惑なものが増えた。アドレスは外しました。馬券の迷惑は自分で買っているので仕方ない。 |
2004.1.17 休憩の途中で、新聞を畳んで空いた席へ置き、立つ前に撮った。 
| 2004.1.25 | 買い目を書いてからパソコンを開いた。名前で残した一頭を消せず、空の茶筒の横へ紙を伏せた。 |
2004.2.1 休憩の途中で、小銭入れと紙コップを棚へ置き、残りを数え直した。 
| 2004.2.8 | 携帯電話の電池が切れ、結果は帰宅してから見た。赤い丸の多い紙を郵便物の下へしまった。 |
2004.2.18 休憩の途中で、小さな苺のケーキと珈琲を窓際へ置き、ゆっくり食べた。 
| 2004.2.22 | 迷惑メールを消しているうちに投票の締切が近くなった。急いで買ったものは外れ。メールのせいにはしません。 |
2004.2.29 駅から歩く途中で雨脚が増し、新聞の角が濡れた。午後に二千円使い、折った封筒は夕方まで開かなかった。 | 2004.3.7 | 休憩の途中で、新聞を鞄へしまいながら、手すりの雨粒を見ていると、休憩所を出る人が一人だけ遠くに見えた。 
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2004.3.14 買い物袋から出した新聞は、折り目がまっすぐになっていた。金額は減らしたが迷いは増え、輪ゴムだけ新しくした。 | 2004.3.24 | 機械を確かめるついでに、使わない線を輪にし、棚へ戻す前に一枚撮った。 
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2004.3.26 週末の高松宮記念へ二、三点にしたものの根拠より紙の余白が少なく、小銭入れの口をきちんと閉じた。
乾いた穂だけが風に動いていた。その向こうを歩く人の足元が右上に入った。 
| 2004.3.27 | 高松宮記念の前日なのに赤鉛筆が見つからない。普通の鉛筆を削り、封筒の裏へ二点書いた。 |
2004.3.28 食卓のケーブルを寄せ、小銭だけ別にした。買う気が薄れたので、古い手帳を閉じて終えた。 | 2004.3.29 | 昨日の高松宮記念はサニングデール。 |
2004.3.30 高松宮記念はサニングデールで、見送るつもりが千円だけ買って静かに外れ、小銭入れの口をきちんと閉じた。
片付けが一段落して、洗濯物を畳む途中、赤鉛筆が一緒に出てきたので一枚撮った。 
| 2004.4.5 | 先週の高松宮記念はサニングデール。赤鉛筆を戻し、折った封筒は夕方まで触らなかった。 |
2004.4.14 機械を確かめるついでに、更新を終えて画面を消し、冷めた湯のみを片付けた。 
| 2004.4.16 | 皐月賞の名前だけ手帳へ書いて相手は空けたまま、机の時計の埃を拭いた。
机へ向かったついでに、茶色い封筒へ紙を集めたが、封はせず机に残した。
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| 2004.4.18 | 中山へ午後から。新聞を持たずに出たので売店で買った。新聞代まで含めると、今日もきちんとマイナス。 |
| 2004.4.20 | 皐月賞の勝ち馬はダイワメジャーで、新聞にはあったが馬券にはなく、机の時計の埃を拭いた。
箱を片付ける途中で、角の欠けた将棋盤を久しぶりに出したが、駒は並べなかった。
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2004.4.27 先週の皐月賞はダイワメジャー。新聞の端に赤い線を一本だけ残した。 | 2004.5.2 | 茶を一口飲んでから、電話台の下に残っていたメモを束ね、弱った輪ゴムを替えた。 
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2004.5.16 薄曇りの横断歩道で信号を待った。先を歩く人の靴と裾が右上に見えた。 
| 2004.5.28 | 東京優駿(日本ダービー)を考えているうちに茶が冷めたので今夜は決めず、買い物袋を玄関へ戻した。
机へ向かったついでに、使っていない灰皿へ短い鉛筆を置き、机の端を空けた。
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2004.5.29 東京優駿(日本ダービー)の欄だけ新聞を折った。 | 2004.5.31 | 昨日の東京優駿(日本ダービー)はキングカメハメハ。 |
2004.6.1 東京優駿(日本ダービー)はキングカメハメハで、当たりを自慢する日にはならず、買い物袋を玄関へ戻した。
茶を一口飲んでから、食卓の端に新聞を折って置き、短い赤鉛筆と一緒に撮った。 
| 2004.6.2 | 移動の途中で、縁石へ落ち葉が集まり、踏まないよう端を歩いた。 
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2004.6.4 安田記念は最後に変えないよう買い目の紙を伏せ、古い紙を一枚だけ箱へしまった。
移動の途中で、電車を一本見送り、階段脇の古い手すりを伝って降りると、道の先を一人だけ歩いていた。 
| 2004.6.5 | 明日は安田記念。空の茶筒を新聞の上へ置き、今夜はもう見ない。 |
2004.6.6 東京へ行く予定をやめて電話投票。家にいても最終まで買ってしまう。 2004.6.8 ツルマルボーイが勝った安田記念は結果を見る時間より反省の方が短く、古い紙を一枚だけ箱へしまった。
歩く足を止めて、風で倒れた草の先が同じ向きにそろっていた。 
| 2004.6.23 | 片付けが一段落して、傘を閉じ、濡れた靴は玄関で乾かしておいた。 
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2004.7.7 機械を確かめるついでに、白い用紙をそろえ、印刷する前の受け皿を撮った。 
| 2004.7.11 | 用事の帰りに喫茶店へ寄り、ケーキと珈琲を頼んだ。頻繁には行かない。父に連れられて喫茶店へ入った子どもの頃の記憶が、甘い物を頼む時だけ少し戻る。 
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2004.7.24 押入れから出した紙箱は、半分だけ片付けて今日はやめた。 
| 2004.7.25 | 押入れから前のパソコンの説明書が出た。同じ結果欄を二度開き、三度目は郵便物を片付けた。 |
2004.8.8 洗濯物を干し終えると午前の締切を過ぎていた。用途の分からない数字を消し、日付の紙だけ箱へ戻した。 | 2004.8.11 | 移動の途中で、雨で木目の濃くなったベンチの乾いた端へ腰を下ろすと、ベンチから一人立ち、先に歩いていった。 
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2004.8.15 暑くて予想が進まない。冷たいものを買いに立ち、戻ったら締切。買えなかった組み合わせは当たっていなかった。 | 2004.8.28 | 布巾を干し、横の白いメモを食卓へ移した。 
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2004.8.29 麻雀を断って競馬を見た。書くほどのことはなく、輪ゴムの弱った紙だけ残した。 | 2004.9.12 | 冷めた茶を入れ替え、買い目の紙も新しくした。三つの丸を全部消し、鞄の内側へ伏せた。 |
2004.9.18 機械を確かめるついでに、マウスの脇に赤い削りかすがあり、払わず残しておいた。 
| 2004.9.26 | 頁の幅を直す途中で新聞を読み始めた。箱は開いたまま、窓を閉めて先に茶を入れた。 |
2004.10.3 片付けが一段落して、郵便物を日付順に重ね、読んだものから伏せておいた。 
| 2004.10.10 | 古いキーボードを掃除し、赤鉛筆の粉を集めた。台所の丸椅子へ移り、冷めた茶を飲んだ。 |
2004.10.15 新聞の秋華賞へ小さな丸を二つ付け、茶色い封筒に日付だけ書いた。
窓辺で手を止めて、雲が薄く伸び、窓を閉めるまで形が変わらなかった。 
| 2004.10.16 | 秋華賞を一つだけ買う予定。予定の千円を封筒へ分け、普通の鉛筆を置いた。 |
2004.10.18 昨日の秋華賞はスイープトウショウ。 | 2004.10.19 | スイープトウショウの秋華賞を見終え、消した丸の所だけ見直してから、茶色い封筒に日付だけ書いた。
機械を確かめるついでに、マウスの横へ買い物メモを置き、画面を閉じた。
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2004.10.22 菊花賞の買い目を封筒の裏で三つに絞り、椅子を引いて机から離れた。
風でめくれた新聞をベンチへ置いた。道の先に立つ人の足元が右上に入った。 
| 2004.10.23 | 明日の菊花賞は人気を気にせず選ぶ。人気順を見ないつもりで、画面を先に閉じた。 |
2004.10.24 買い目を紙へ書き、パソコンを開いた。名前で残した一頭を消せず、短い鉛筆を湯のみの横へ置いた。 | 2004.10.25 | 菊花賞を勝ったのはデルタブルース。 |
2004.10.26 菊花賞はデルタブルースの勝ちで、自分の番号を紙から消し、椅子を引いて机から離れた。
片付けが一段落して、買い物袋を玄関へ置き、空になった小銭入れと一緒に撮った。 
| 2004.10.27 | 片付けが一段落して、茶筒を棚へ戻し、小さな買い物籠も横へ寄せた。 
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2004.10.29 今度の天皇賞(秋)は午前を見送ってから考えることにし、新聞の角を輪ゴムで留めた。
箱を片付ける途中で、紙束の輪ゴムが弱っており、新しいものへ替えておいた。 
| 2004.10.30 | 天皇賞(秋)の前に買い物を済ませた。 |
2004.10.31 人気馬から買ったのに相手を穴だけにした。軸だけ来た。帰りの電車で新聞を開き、普通の相手をなぜ消したのか考えたが思い出せない。 | 2004.11.1 | 昨日の天皇賞(秋)、ゼンノロブロイの名前を見ながら別の所から買った。 |
2004.11.2 ゼンノロブロイが先頭で終えた天皇賞(秋)は買わずに見ており、新聞の角を輪ゴムで留めた。
茶を一口飲んでから、伏せた紙を机の隅へ寄せ、湯のみの茶を入れ直した。 
| 2004.11.12 | エリザベス女王杯の名前を鞄の手帳へ写し、画面の数字を紙へ写さなかった。
鞄と折り畳み傘をベンチ脇へ置いた。そこに立つ人の足元が右上に入った。
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2004.11.13 明日はエリザベス女王杯。赤鉛筆は引き出しへ戻し、紙を伏せた。 | 2004.11.14 | 携帯電話の電池が切れたため、結果は家で見た。赤い丸の多い紙を棚へ置き、買い物へ出た。 |
2004.11.15 エリザベス女王杯をアドマイヤグルーヴが勝った。 | 2004.11.16 | エリザベス女王杯の結果でアドマイヤグルーヴの名を確かめ、相手抜けの紙を伏せて、画面の数字を紙へ写さなかった。
片付けが一段落して、冷めた茶と小さな皿だけが食卓に残った。
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2004.11.19 週末はマイルチャンピオンシップだけ買うつもりで、茶を飲み終えて湯のみを伏せた。
歩く足を止めて、小さな花が一つだけ残り、縁石の影に隠れていた。 
| 2004.11.20 | マイルチャンピオンシップの数字を紙へ写した。 |
2004.11.21 休憩の途中で、丸椅子が一つ空き、座らずに横から撮った。 
| 2004.11.22 | 昨日のマイルチャンピオンシップはデュランダル。新聞代を引くと、戻った小銭はほとんど残らない。 |
2004.11.23 勝ったデュランダルをマイルチャンピオンシップの欄で丸く囲み、茶を飲み終えて湯のみを伏せた。
排水溝のそばに苔が広がっていた。先を歩く人の足元が左上に小さく残っている。 
| 2004.11.28 | 人気馬を一頭だけ残し、相手を全部穴にした。人気馬は来た。穴の方は一頭も見当たらなかった。 |
2004.12.5 雨で新聞の端が濡れた。午後に二千円使い、輪ゴムの紙は鞄の内側へ戻した。 | 2004.12.11 | 茶を一口飲んでから、食卓を片付けると、茶碗の横に削った鉛筆だけ残った。 
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2004.12.19 買い物袋の重みで、新聞のしわが伸びていた。金額を減らしても決まらず、読みかけのまま窓辺へ置いた。 | 2004.12.24 | 有馬記念の相手を一頭消したものの気になり、次の頁は開かずに終わりにした。
家の用事の合間に、買い物メモの横に玉ねぎが二つ残り、夕飯まで袋へ入れずにおいた。
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2004.12.25 明日の有馬記念。年末の買い物から戻り、小銭を机へ出して予算を決めた。
新聞を見る前より少し増えたが、ここで止める。 | 2004.12.26 | 年間収支は不明。新聞代を入れなくても、おそらく負けています。 |
2004.12.27 ゼンノロブロイが有馬記念を勝った。素直に頭へ置けばよいのに、配当を見て別の所へ行った。
小銭の予算だけは守った。中身は守れなかった。 | 2004.12.28 | 有馬記念のゼンノロブロイは買い目の外で、外れた紙を畳み、次の頁は開かずに終わりにした。
茶を一口飲んでから、小銭入れを古い手帳の上へ置き、窓際で中を確かめた。
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この頁の形は2001年の改装時のものです。 |